Blue Radical P-01(ブルーラジカル)による歯周病治療
当院の歯周治療に、新しい選択肢が加わりました
Blue Radical P-01(ブルーラジカル)は、青色レーザー光と3%過酸化水素水から発生するヒドロキシルラジカルによる殺菌と、超音波スケーリングを同時に行う歯周病治療器です。
当院では、Blue Radicalありきで治療を進めることはありません。検査・診断と歯周基本治療を行い、再評価の結果、深い歯周ポケットや出血が残る部位について適応を判断します。
日本で開発された「世界初」の歯周病治療器※
Blue Radical P-01は、東北大学とLuke株式会社の共同研究から生まれた歯周病治療器です。2006年から研究開発が進められ、治験を経て2023年7月に医療機器製造販売承認を取得しました。
※治験を経て承認された、重度歯周病を治療できる医療機器として世界初(東北大学発表)。
ラジカル殺菌の仕組み
405nmの青色レーザー光(可視光)を3%過酸化水素水に照射すると、高い反応性をもつヒドロキシルラジカルが発生します。この作用で歯周ポケット内の細菌に働きかけると同時に、超音波振動によって歯石やバイオフィルムを物理的に除去します。
Blue Radicalは抗菌薬を使用して細菌を抑える治療ではありません。抗菌薬とは異なる仕組みで細菌に作用するため、抗菌薬耐性の問題を生じにくいことも特徴です。
歯肉を切開しない非外科的治療
歯肉を切開して行う歯周外科とは異なり、歯周ポケット内から処置します。ただし、Blue Radicalによって外科治療を必ず回避できるわけではありません。改善が十分でない場合や病変の形態によっては、歯周外科や歯周組織再生療法などを検討します。
治療を検討する方
歯周基本治療後の再評価で、深い歯周ポケットや出血が残っている場合などに検討します。歯周組織の状態、歯の保存可能性、全身状態、服薬状況、セルフケアの状況などを確認し、歯科医師が適応と治療範囲を判断します。
当院での治療の流れ
- 検査・診断
- 歯周基本治療(清掃指導、歯石・バイオフィルムの除去など)
- 約3か月後に再評価
- 適応と治療範囲を決定
- 局所麻酔後にBlue Radicalで処置
- 治療反応を再評価
- SPT・メインテナンスを継続
治療時間・処置回数は、治療歯数や範囲、歯周組織の状態によって異なります。治療範囲が広い場合は、複数回に分けて処置することがあります。
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治療後の管理がとても大切です Blue Radicalで一度処置をすれば、その後は何もしなくてよいわけではありません。プラークは再び付着し、細菌も増殖します。治療後の良い状態を維持するため、毎日の歯みがき、歯間ブラシやデンタルフロスなどのセルフケアと、定期的なSPT・メインテナンスを継続してください。 |
治療費用(自由診療)
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治療範囲 |
費用(税込) |
税別 |
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1歯 |
33,000円 |
30,000円 |
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1ブロック |
110,000円 |
100,000円 |
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片顎 |
220,000円 |
200,000円 |
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全顎 |
440,000円 |
400,000円 |
1ブロックは、上下の歯列を6つのエリアに分けたうちの1エリア(おおよそ4〜6歯)です。治療が必要な部位・範囲は、歯周病検査と再評価の結果をもとにご提案します。
主なリスク・副作用・注意事項
治療効果には個人差があり、歯の保存や外科治療の回避を保証するものではありません。改善が十分でない場合は、再治療、歯周外科、歯周組織再生療法、抜歯などを検討します。
局所麻酔を基本的に行います。注射時の痛み、一時的なしびれ、動悸、アレルギー反応などが生じることがあります。
処置中または処置後に、痛み、出血、腫れ、不快感、知覚過敏、歯肉退縮、歯が長く見える変化、粘膜の刺激や損傷などが生じることがあります。
無カタラーゼ症または光線過敏症と診断されている方には使用できません。心臓ペースメーカーを使用している方、局所麻酔薬で異常が出たことがある方、治療中の病気や服用中の薬がある方は、治療前にお申し出ください。
処置中に異常がみられた場合や医学的な理由がある場合は、予定した治療を変更・中止することがあります。処置後も毎日のセルフケアと定期的なSPT・メインテナンスが必要です。
ご相談について
Blue Radicalは、すべての歯周病患者さんに行う治療ではありません。検査と歯周基本治療後の再評価を行ったうえで、適応と治療範囲をご説明します。治療をご希望の方、詳しい説明を希望される方は、診療時に歯科医師またはスタッフへお尋ねください。
